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ウォーターフォールチャート形状の派生型

ウォーターフォールチャートを表現する形状にはいくつか派生型があります。いくつか実装してみました、ツールも置いてあります。

ウォーターフォールチャート

ウォーターフォールチャートは、数字の増減をわかりやすく表現できるグラフです。見た目が滝のように見えることからこの名前がつけられています。

ウォーターフォールチャートでは正および負の値の累計が表示され、初期値からその累計値に到達した経緯を示す場合に役立ちます。

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ウォーターフォールチャート形状の派生型

ウォーターフォールチャートではY軸の増減を可視化することが目的です。例えば応答Yの増減に色付けを体操させる方法がありますが、増加/現象方向のベクトルを形状で表現することも考えられます。ネット上で探してみるといくつか派生型があるので、他比較してみます。

まずは通常の棒グラフ。

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次に増加あるいは減少方向に向かって先端を尖らせる場合があります。図形に方向性を持たせた方が直感的にはわかりやすいと思います。

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完全に矢印にする事例も見かけます。ベクトル的に見せているのでこちらも分かりやすいですが、複雑が図形にはなっていくので余計な情報量が増えているようにも思います。棒グラフの部分はなるべく太く見せる方が良いかも知れません。

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まとめ

今回紹介したウォーターフォールチャートは、こちらのツールに実装した結果です。目についた形状例を実装してみましたが、他に適用事例あれば試してみたいです。