ノンパラメトリック手法の対応表
様々な統計分析手法には、主に正規分布を仮定したパラメトリックな手法と順序統計量に基づく特定の分布を仮定しないノンパラメトリックな手法が存在します。二つの対応関係は平均値と中央値のようなものです。正規分布を仮定でき外れ値などもなければ平均値が推定精度が高いですし、外れ値などに対しては中央値の方がロバストです。一長一短なので、双方の手法が存在していることを認識して、対象データの特徴に応じて使い分けるのが良いと思います。
一覧表
ひたすら比較する表にします。
終わりに
ノンパラメトリック手法について対応をひたすら並べました。ノンパラメトリックな手法も漸近的に正規分布を仮定していたりします。 製品バラツキを考えると、実用上一番の問題は外れ値の存在と扱い方です。ルーチンワーク的にデータ監視する場合にはノンパラの方が頑健でしょうし、少数データを吟味する上ではマニュアルでデータクリーニング後パラメトリックな手法を用いるのが良いように思います。
ユニバーサルな正解などないので、物理も統計も勉強するしかないです。