Engineering Skills

製品開発エンジニアがデータ解析のノウハウを垂れ流します

箱ひげ図 ー ドットプロット

箱ひげ図のオプションについて、取得データをドットプロットで表示する場合があります。

 

箱ひげ図

箱ひげ図(Boxplot)とは、バラツキを含むデータを上手く要約して可視化したものです。統計的に信頼できるデータのバラツキを箱、判断に迷うものをヒゲとして表します。

f:id:OceanOne:20220404011427p:plain
Fig.1 箱ひげ図

取得データをドットプロット

箱ひげ図は必要最低限の情報を要約して可視化したものです。追加のオプションとして元のデータをなるべく表示するアプローチがあります。例えば、個別データを中心位置は箱ひげ図と同一としてある規則で散らばらせて表示する手法です。

f:id:OceanOne:20220404011550p:plain
Fig.2 ドットプロット付きの箱ひげ図

上記のように箱ひげ図と重ねると折角表した全てのデータ点が不明瞭になります。このため、表示位置をズラした可視化方法が考えられます。箱ひげ図のボックスとずらすとこのような感じです。

f:id:OceanOne:20220404013057p:plain
Fig.3 ドットプロット付きの箱ひげ図

まとめ

箱ひげ図のヴァリエーションについて紹介しました。今回のツールは、こちらのツールに置いています。個人的には表示位置をずらした方が分かりやすいと思います。