2標本におけるバラツキの差の検定(2)
2標本におけるバラツキの差の検定(1)で紹介した手法を乱数でテストしてみます。一先ず外れ値なしで試行、正規確率プロットで比較してみます。
手法と配色は下記の通りです。
正規分布で比較
サンプル数10の2群データについて、正規乱数に従う1000回試行での結果が下記です。
一様分布で比較
サンプル数10の2群データについて、一様乱数に従う1000回試行での結果が下記です。
まとめ
F検定、Mood検定、Klots検定、Savege検定、Siegel-Tukey検定、Ansari-Bradley検定、Sukhatme検定については、こちらのツールに実装しています。今回の比較では、F検定、Mood検定、Savage検定あたりに差が出ました。やはり、差が大きい場合はF検定が有意差出やすいですね。差が小さい場合はSavage検定が有意差が出やすくて、Mood検定は有意差出にくい。あとはドングリ。次回は外れ値混ぜてみます。