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グラフ系列のカラーリング

グラフ作成時に各系列の色付けは悩みの種です。特に棒グラフや箱ひげ図など各系列の表示面積が大きいと、プレゼンの印象も左右するので悩ましいです。今回は箱ひげ図をモチーフに、色々なカラーリングを試してみました。色覚タイプによる判別のしやすさもありますが、仕事をしていると上司やオーディエンスの好みも考慮すべき状況もあり、結局のところカラーパレットのヴァリエーションを持っておくのが重要なのかなと思います。

Microsoftカラーパレット

下記サイトを参考に"Bright"は下記の通り。

www.rmtweb.co.uk f:id:OceanOne:20200813015916p:plain:w500

"Excel"は下記の通り。

f:id:OceanOne:20200813015853p:plain:w500

R パッケージ "RColorBrewer"

public.tableau.com

奥村先生のページを参考に、qualitativeのset1、set2、set3です。

f:id:OceanOne:20200813020959p:plain:w500 f:id:OceanOne:20200814004719p:plain:w510 f:id:OceanOne:20200814005048p:plain:w490

カラーユニバーサルデザイン

jfly.uni-koeln.de

伊藤先生のカラーユニバーサルデザインから色付け。

f:id:OceanOne:20200813023335p:plain:w500

Tableau

public.tableau.com

Tableauというツールの配色。

f:id:OceanOne:20200813020526p:plain:w500

VISME

visme.co

VISEMというツール、チュートリアルでの配色。

f:id:OceanOne:20200813030903p:plain:w300

まとめ

これらも実装した結果を右記に置いています。こちらです。optionからGraph>Series Color setで変更できます。感触を掴む用にどうぞ。