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レーダーチャート(4)ー 進捗の比較

複数項目を一括表示出来るレーダーチャートですが、複数項目の達成度表示に応用する事も可能です。

レーダーチャートを使った達成度の確認

レーダーチャートは複数特性値を持つ系列について各項目を一括で可視化する手法です。応用例として複数項目の達成度を可視化することも出来ます。

一番単純な方法としては一つのチャート上で時系列の複数系列を描く事です。

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このままだと時系列が良くわからないので、同系色でグラデーションすると良いです。

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大抵の場合、最も重要な数値は最新の特性値です(本当は未来 or 予測が重要ですが、推定になるため精度の懸念が残る)。このため、最新の特性値を強調する形で、最新値のみfillするというアプローチもあります。

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最終の特性値のみfillした結果が上図です。進捗と共に、Score2など逆に悪化した項目などが把握できます。

まとめ

レーダーチャートで進捗データを可視化する例を記載しました。

今回使用した図表は、自身でコーディングしたプログラムにより作成しています。こちらです。